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シリコンかノンシリコンか

  • 2月27日
  • 読了時間: 6分

今回は、

よく耳にする「ノンシリコンのものを選んでます」という話題について。


相当前からこの話題は存在しています。


いわゆる、シリコン入りのシャンプーやトリートメントはあまり良くないので、ノンシリコンタイプの優しものを使用しましょう、というような「イメージの」内容です。


結論としては、

「目的や必要性に応じて、シリコン入りのものはむしろ使った方が良い」

です。


ではこの、シリコンは良くない、という話がどこから出てきたのか、というのをご存知ですか?


仮に調べたとしても、様々な諸説に行き着くかとは思います。

その中で、私が職業上把握している正確であろう情報をご紹介します。


かつて、よくテレビで流れていたあるシャンプーのCMがありました。

その内容は日本人の黒髪がツヤツヤになるというイメージで構成されており、製品名を知らない人は居なかったのではと思う程、一世を風靡したシャンプー&コンディショナーだったと記憶しています。


しかし、その製品が広まってくると、美容サロンの間である問題が起こるようになってきました。


それはパーマがかかりずらかったり、カラーが染まりずらかったりするという問題です。


そしてその原因の多くが、その製品に使われていたシリコンだったのです。


シリコンにも様々な種類がありますが、その製品では特に粘性の強い配合がされており、その結果、とても髪の毛に艶が出る代わりに、弊害も出てしまいました。


なので、

「カラーやパーマをする前は、シリコン入りのシャンプーやコンディショナーは使わない方がいいですよ」

と言った言葉の前提部分が省略され一人歩きし、

「シリコン入りのシャンプーやコンディショナーは使わない方がいいですよ」

となってしまいました。


またその風潮に便乗し、いわゆる「ノンシリコン」が流行り、未だに続いている、という流れです。


ではこれを誰から聞いたか、というと、

メーカーやディーラーさん、

ではなく、

実際にシャンプーを作っている研究員の方から直接聞いたお話です。


なので説得力があります(笑)


ちなみに、シャンプー等の製品はメーカーが作っているというよりも、多くのメーカーは企画開発で、実際に造るのはまたそれ専門の機関です。


その、

それ専門の機関の人、言わば成分のスペシャリストさんからのお話でした。



ノンシリコン、無添加、オーガニック、パラベン不使用、等々、これらの文字が入っているだけで、

イコール安全、という情報に我々の認識の多くは結びつけられています。


それによって遠回りのケアになってしまっていたり、そもそも目的と合致していないパターンになってしまっているケースがよくあります。


ちなみに反対のキーワードでピーアールしている場合もあります。

「医療用シリコン使用」


これも、医療用=安全という認識が生まれやすいのです。



シリコンの適正使用についてに話を戻すと、

私見ではありますが、

シャンプーにシリコンが入っている必要性はあまり無いと思います。


シリコンは主に手触りや艶、摩擦軽減が目的であり、シャンプーはあくまでも洗うというのが目的なので、ならばしっかり要らないものを落とす目的に徹してくれた方がいいのです。


トリートメントに関して、これは髪を保護するのが目的なので、こちらは必要に応じてシリコン入りをあえて選んで下さい。


必要な人、というのは、

ダメージや細毛等の影響で髪の毛が絡んだり手触りが悪かったり膨らんでしまう人等です。


ダメージしている髪の毛は摩擦が多いので、擦れる程に痛みが進行していきます。

なのでシリコンで摩擦を減らしてあげる必要があります。


しかし、仮にカラーもパーマもしてなくて、健康毛で何も問題がない人の場合は、あえてシリコン入りのトリートメントをする必要はありません。

その場合はいわゆるノンシリコンを選ぶと良いです。


もちろん、艶を出したり、手触りを良くする目的で使用しても問題ありません。

ただ、シリコンの種類によっては、健康毛の方の場合、かえって重くなり手触りが悪くなる場合もあります。



ちなみに、

シャンプー、トリートメントは気にしてシリコンを避けている方でも、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントにがっつりシリコンが入っているものをバッチリ使っている場合というのもよくあります。


しかし、序盤でお伝えしたように、だから悪いという事にはならないので安心してください。

むしろそれを日々シャンプーでリセット出来るかが、ケアとしては大事になってきます。


リセット出来ないとどうなるかというと、

油膜が髪に蓄積していき、髪に水分を吸収出来なくなってきます。

傷んでいる髪の表面だけコーティングされると、髪に水分や栄養が入らない状態となります。

すると髪の内部に空洞ができ、それがうねりやクセが強くなった、いわゆるエイジング毛という状態になります。


なので、しっかりケアをしているハズなのに、なんだか効果が感じられなかったり、あれこれ使えば使うほどケア出来ない髪を育てている事になってしまったりします。



当店はヘッドスパが専門のサロンなわけですが、ヘッドスパというとリラクゼーションを第一に思い浮かべるかと思います。


しかしそれだけではなく、髪や頭皮を良い状態に戻すというのも当店のヘッドスパの大きな効能です。


当店のヘッドスパをすると髪が収まったり軽くなったりとても艶が出たりしますが、それは何か特殊なトリートメントを付与しているからではなく、当店の強みの1つである「落とす処理」をしているからです。


毛髪の内側から新鮮な水と総入れ替えするので、良い状態としてまた日々過ごしていけるようになります。


髪に艶がない、髪の収まりが悪い、という方も、是非ヘッドスパを試しにご来店してみてください。


シリコンの話からヘッドスパの宣伝になってしまいましたが(笑)

最後に、3つだけ、主要なシリコンと特徴を簡単に列挙しますので、ご参考ください。


成分表の序盤にある程配合量が多いので、そういった特徴が出やすくなるイメージです。



●シクロペンタシロキサン

いわゆる、医療用シリコンと明記されたりするもの。揮発性が高いのでベタつかず失敗しずらい。

軽い仕上がりになります。


●ジメチコン

良く入ってます。艶出しが得意なので、そういった目的で使用。少し重めの仕上がり。


●アモジメチコン

ダメージ補修目的のシリコン。ハイダメージ毛には向いていますが、健康毛だと重くなります。付けすぎ注意。


大概は、これら全部が1つの製品に入っている事も珍しくありません。今回はあくまで3つだけの紹介ですが、配合順序で製品購入のご参考にしてみて下さい。


 
 
 

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